皆さんこんにちは。MASOです。
今回はBeatSaberでランク譜面を粘着プレイしていると稀に起こる癖について考えてみようと思います。
今回の記事はBeatSaberに限らず、音ゲーでは頻出の事項なので訪れた音ゲーマーさんも是非お読みください。
Beat Saber(ビートセイバー)とは | 新感覚VRリズムゲームを解説!!必要なもの・おすすめの機器も!音ゲーをプレイする人は粘着すると癖が付くというのはよく聞くはずだよ!!
※本記事はあくまで筆者の考えであり、人によっては共感できない場合がありますのでご了承ください
- 音ゲーにおける「癖」とは
- なぜ「癖」がついてしまうのか
- 「癖」の対処法
目次
ビートセイバーはリズムゲームなので、いわゆる「音ゲー」のジャンルに分類されます。
beatmania IIDX(ビートマニア)や、SOUND VOLTEX(サウンドボルテックス)、またCHUNITHM(チュウニズム)のようなゲームセンターでプレイできるものとの大きな違いはリズム判定がないことですが、それでも沢山の要素が類似していると考えています。
また、今回解説する癖についても同様だと考えます。
「癖」とは何なのでしょうか。
音ゲーにおける「癖」とは、今まで(難なく)捌けていたとあるパートや譜面全体がプレイを重ねるごとに上手く捌けなくなってしまうことを指します。
つまり、今まで出来ていたものが出来なくなってしまうということです。
人間は一般的には練習をすればするほど上手くなるという認識をしている方が多いためビックリする方も中にはいるのではないかと思います。
ですが、特に特殊譜面であればあるほどプレイを重ねるとスコアが下がってしまう、出来なくなってしまうというのは想像以上によくあることなのです。
癖が付く理由はいくつかありますが、主に下記の2点だと考えます。
・何度もプレイすることで譜面を注視せずにプレイしてしまう
・認識が追い付かない(レベルが達していない)譜面を何度もプレイすることで間違えた動きを覚えてしまう
※いつも出来ていた譜面が出来ない場合には癖ではなく体調が関係する場合もあります
これについては無意識に行ってしまうので自覚がない場合が多いです。
同じ譜面を何度もプレイすると、だんだん次はどんな配置が来るのかある程度覚えてしまいます。
初心者やビートセイバーをプレイしたことがない方からは、「譜面を全部覚えてるんですか?」などとふざけた質問が良く飛んできますが、暗記は悪い方向に働くことも多いのです。
今まで「耳」で曲を聴きリズムを合わせ、「目」で見て斬る場所を正確に把握し、「触覚」で振動を捉えたりと五感の多くをフル活用して上手く対処していたものが、「脳」のみで処理することになります。
これが悪い方向に働くと癖になるよ!!
人間の暗記というものは時間が経つにつれて正確性が落ちます。
その暗記通りに動かすと実際とはリズムが異なったり、振った場所にノーツがなかったりするわけです。
そんなバカなと思う方もいるかと思いますが、録画を見ると癖がついたプレイ動画では毎回ノーツと違う場所を振っているなんてことはよくあることです。
これが「今まで出来ていた譜面が出来なくなる」理由です。
今度は自分のレベル(地力)が譜面のレベルに達していない場合に起こることが多いです。
クリア出来なかったり、高いスコアが取れない譜面は、対策を練ったり何度もプレイすることは良くあることです。
しかし、見えていない譜面を何度もプレイすることで、見えないながらもプレイすることを繰り返すことから間違えた動きを身体が覚えてしまうことがあります。
ぐちゃぐちゃ振ってたら何とか通ったという経験がある人は多いんじゃないかな?
これを修正するのは本当に困難です。
しかも、この癖のエグいところは、自分のレベル(地力)がそのレベルに達しても、幾度となくプレイした身体の癖のせいで間違えた動きをし続けてしまうというところです。
癖の対処法はいくつか存在します。
ビートマニアなら、ランダムオプションを付ける、段位認定を受けないなどがありますが、ビートセイバーにランダムという概念はありません(びーまに知らない人はゴメンナサイ)
今回はビートセイバーで使える対処法を紹介します。
・プレイ期間を空ける
・Practiceモードを活用する
癖のついた譜面の攻略方法として「プレイしない」というのは巷ではとても有名です。
先ほどの説明で、「癖」の正体は間違えた暗記であることを解説しました。
これをなくすには暗記状態がなくなるまでプレイ期間を空けるという方法があります。
ビートセイバーには「 Practiceモード 」が存在します。ゲームセンターに存在する音ゲーにはない概念です。
Practiceモードは曲のプレイ速度を変更したり、好きなとこからプレイを開始できます。つまり、苦手な配置をゆっくり練習したり、繰り返しプレイできるのです。
癖が付いてしまった状態の配置でも、プレイ速度を50%にすればしっかりと見て捌けるはずです。
もしかしたら、認識できていないことから間違えた順番で捌いていたり動きが違っていたことに気付く場合もあります。
正しい動きを理解したうえで少しずつ速度を上げていき、癖を乗り越えましょう。
癖が付いたのでやめるという言葉を聞くと何回プレイしたの?と思うことが多々あります。
対策なり研究なり、試行錯誤しながら30回プレイしてダメなら諦めるならわかるのですが、数回プレイして癖が付いたと言う人を沢山見てきました。
その癖とやらが付いたうえでどう攻略するかしっかり考える。これが対処法です。
ちなみにビートセイバーには驚くほど沢山の種類の譜面があるため、幅広くプレイした方が上手くなることも事実です。
でも、それはそうとしっかり理解した上で、癖を言い訳に逃げるのはやめましょうということです。
ゲームセンターではクレジットを入れるので粘着しすぎるのは良くないかもです。
今回は「癖」が付く仕組みとその対処法について解説しました。
本記事では分かりやすいようにシンプルに説明しましたが、実際には沢山の要素が複合して「癖」となるので自分でも色々な原因を追究してみましょう。
やり込めばやり込むほど、この「癖」とは長く付き合っていくことになります。
この仕組みと自分なりの対処法を身に付けることでモチベーションの低下を防ぐことにも繋がります。
ビートセイバーにおいて、一番大事なのは知識でも筋肉でもなく、モチベーションの維持だと筆者は考えます。
成長を妨げる要素を少しでも多く排除することで長く楽しくビートセイバーをプレイしましょう!!
▼上達法(応用)まとめに戻る▼
BeatSaberで上級者がさらに上達するために必要なこと
MASO師、いつも素晴らしい解説を有難う御座います。今回は癖という内容すが初めは「?」という感じでした。ですが「耳」で聞き、という文章を読んだ所でふと思った事がありました。ビーセイは反射神経が重要、とにかく良く見て反応!と、視覚に囚われていたのでは?試しにbeatを意識してプレイしてみたところタイミングのズレが減少したのです!これも癖の一例でしょうか?私的にはかなり衝撃的な出来事でした。個人的な事柄ですので見当外れだったり他の方々に悪影響なコメントと判断されましたら削除をお願い致します。どちらにしろこれからもMASO師の理論を学ばせて頂きます!
癖の記事は他の音楽ゲームをやり込んだ人でないとなかなか共感できないかなとは思いますね。
ビートセイバーもはやりリズムゲームなので音を意識して斬るとタイミングが合ってより正確性が増すのだと思います。
私も高難易度であればあるほどリズムを意識してますね。